東京税関へ修正申告の方法を聞きに行ってきた。その1

東京税関に行くことになったきっかけ

最近の副業ブームにのってろくに調べもせず中国輸入をしてちょっとだけお小遣いを稼いでおりました。

アリババやアリエクスプレス等を見て日本には売っていない商品を見るけることができてめちゃくちゃ楽しいとか思いながら仕入れをしてフリマサイトで販売をしていました。

それなりに売れ行きは好調で少しずつ利益を増やしていっていました。

他の人と同じ商品を販売していると価格競争になってしまうので、オリジナリティを出すために特注サイズで発注をするようになってきました。

オリジナルサイズだとMOQという発注するのに必要な最小ロットが大きくなります。

通常10個とかで仕入れることができるのですが、特注品になると100個単位とか200個単位でオーダーをするようになります。

何度か同じところから仕入れているので、気にもしていませんでしたが、200個とか発注しても今まで関税がかかってなかったんですよね。

DHLで届くことが多いのですが、届けに来たお兄さんに関税かからないんですか?って聞いてみたところ、「関税はかかってないみたいですね。輸入消費税しかかかってませんね」とのことでした。

輸入消費税もやたら安いので、ちょっと不思議に思って調べてみました。

アンダーバリューが発覚

中国仕入れではアンダーバリューが常識となっていて、実際の販売価格よりインボイスが安く書かれるのが通常のようです。

しかも私が取引していた業者はアンダーバリューだけでなく、輸入している商品の素材を正しく記載していなく、関税のかからない素材にしてインボイスを記載していました。

つまり、商品の素材を偽って関税がかからないようにして、インボイスの金額も3分の1くらいになっていたので、私は知らず知らずのうちに脱税をしていたことになります。

すぐに修正申告をすることにしました。が、そもそも輸入販売なんて今までしたことが無かったのでやり方なんて全く分かりません。

とりあえず通関業者であるDHLに相談してみました。

私「中国のセラーがアンダーバリューしてたので修正申告したいのですが?」

DHL「修正申告指示書を送りますので、メールアドレスを教えてください」

程なくして修正申告の申請書が届きました。

なにやらメールが届くと修正申告指示書と正しいインボイスを作成してください。との記載でした。

電話でちらっと聞いた修正申告手数料については記載がなかったので聞いてみました。

私「修正申告手数料ってどれくらいになるんですか?」

DHL「税関に出してみないとわかりませんが、1件1万円程度かかります」

は????何?????修正申告1件で1万円????5回輸入してるので全部で5万円かかるってこと???

この時に私は悟りました。いかに自分が情弱であったことを。

DHLの手数料だけで5万円でそれに本来支払わないといけない関税と輸入消費税がかかるってことなので、もう既にトータル100万円近く輸入しているので、ヤベー金額になることは容易に想像できました。

調べてみると、修正申告は自分でもできるとのことなので、DHLには頼まず勉強もかねて自分でやってみることにしました。

テキストのコピーはできません。