暑くなってきて炭酸水がおいしい季節になってきましたね。
子供は濃縮カルピスを薄めてカルピスソーダ
大人はガンガンに効いた炭酸の冷たいハイボールとかスパークリング日本酒なんてものいいですね!
家電量販店の実演販売などで、じわじわと浸透してきているような気がする家庭用炭酸水製造機のソーダストリームとドリンクメイトを購入してみようかと思っている人がいるのではないかと思います。
重い炭酸水をスーパーやコンビニで買い、その都度出るペットボトルの処理がめんどくさいと感じている人はいるのではないでしょうか。
そこで炭酸水マニアの私がこの2機種を使い勝手・炭酸強度・コスト等を比較してみようと思います。
そして究極の裏技とも言える炭酸水製造コストを10分の1まで下げてしまう方法をご案内します。
コストを考えず、純粋に炭酸水製造機としての性能比較
ここでは炭酸の強さ、使い勝手などを検証していきます。
私が持っている炭酸水製造機は
・ソーダストリーム Genesis v2(検証用)
・ソーダストリーム Spirit(現在のメイン機)
・ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013(水以外に炭酸を入れるときのみ使用)
の3機種になります。
完全に個人的主観ですが比較してみます。
ソーダストリーム Genesis v2 ソーダストリーム Spirit ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
---|---|---|---|
使い勝手 | △ | ◎ | △ |
炭酸の強さ調整 | 〇 | 〇 | 〇 |
オシャレさ | △ | △ | △ |
水以外への使用 | × | × | 〇 |
参考価格 | ¥9,900 | ¥15,400 | ¥9,770(数量限定品) |
商品リンク | ビックカメラへリンク |
ざっくりこんな感じになります。
Genesis v2とDRM1013が△の理由は本体へのボトルの取り付けやすさの問題です。
Genesis v2は普通のペットボトルのようにボトルをくるくると回して本体に取り付けなければいけません。
DRM1013はGenesis v2よりは簡単ですが、付属のボトルにキャップをつけてそれを本体に取り付けなければいけません。
Spiritはスナップロックという機能が付いていて、ボトルを本体に差し込んで押し込むだけで簡単にロックできます。
どの機種でも強炭酸を作成可能です。
私が使用しているソーダストリームシリーズは良い意味で完全手動なので弱炭酸から強炭酸まで自由自在です。
DRM1013はある程度の強さまでは自動で入ります。十分な炭酸が入りますが、さらなる強炭酸が飲みたい場合その後必要に応じてボタンを押せばさらに炭酸が強くなります。
持っていませんが上位機種の方がオシャレな感じなのでここはでの評価はすべて同じです。
これはドリンクメイトのみの機能です。この機能が欲しければドリンクメイト1択になります。
単純な使い勝手は「ソーダストリーム Spirit」が一番好みですが、水以外にも炭酸を入れたいことがあるので「ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013」も十分な魅力があります。「ソーダストリーム Genesis v2」は一歩脱落です。
お勧めは「ソーダストリーム Spirit」スナップロック機能がホントに便利です。
水以外でも炭酸水を作りたい方は「ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013」でいいと思います。
次にコスト面を比較してみます
炭酸水の製造コストを比較
このあたりから本題になります。
ソーダストリーム・ドリンクメイトとも60リットルの交換用ガスシリンダは税込み2160円+送料500円=2660円です。
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
1リットルあたりのコスト 2660÷60 | 44.3円 | 44.3円 | 44.3円 |
あれ?なんか高くない?って思った人いませんか?
そうです。1リットル当たりのコストってそこまで安くないんです。
でもソーダストリームのページに18円って書いてあるじゃん。ドリンクメイトのページに1リットル25円って書いてあるじゃん。って思った人いると思います。
ソーダストリームは500ml当り18円です。ドリンクメイトは大型ガスシリンダのマグナムを使用した時のコストです。
各メーカー巧みな罠を仕掛けてますね。
でもこれだけじゃないんです。炭酸水製造機を買う人って強炭酸が飲みたい人が多いと思います。
そうするとメーカー推奨のプッシュ数よりも多くガス放出ボタンを押すことになります。
私好みのウィルキンソンと同じ程度の炭酸強度にするには1.5倍くらい押すでしょうか。
そうすると60リットルのガスシリンダで作れる実質の炭酸水の量は45リットル程度です。
ドリンクメイトはメーカー標準の炭酸量で割と強炭酸なのでコストは変わらずにしておきます。
それをふまえて表を作り直してみましょう。
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
1リットルあたりのコスト 2660÷45 | 50.2円 | 50.2円 | 44.3円 |
上記の表が私好みの炭酸を作った場合の実質のランニングコストになります。
コンビニやスーパーなどで売っている炭酸水は500mlの場合が多いと思いますので、表を500mlに修正します。
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
500mlあたりのコスト (2660÷45)÷2 | 25.1円 | 25.1円 | 22.15円 |
我が家では1日平均2リットルくらい炭酸水を消費しますので、本体価格も合わせてランニングコストを算出してみます。
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
2リットル/日×365 | 18,323 | 18,323 | 16169.5 |
本体価格 | 9,900 | 15,400 | 9,770(数量限定品) |
合計 | 28,223 | 33,723 | 25,939.5 |
ちなみにウィルキンソン500mlをアマゾン定期お特便で購入した際の1年間の値段は77×4×365=\112,420(2020/6月現在)です。
計算はしませんが、個人経営の等の炭酸水を使うことの多いバー等を経営している方は炭酸水製造機を利用するとかなり経費が浮くのではないでしょうか。
私はかなり炭酸水の消費量が多い方だと思いますので、それなりの差は出ていますが、1日500mlしか炭酸水を消費しない人で計算してみましょう。
ソーダストリーム Genesis v2 | ソーダストリーム Spirit | ドリンクメイト シリーズ601 DRM1013 | |
500ml/日×365 | 9,161.5 | 9,161.5 | 8,084.8 |
本体価格 | 9,900 | 15,400 | 9,770(数量限定品) |
合計 | 19,061.5 | 24,561.5 | 17,854.8 |
ウィルキンソンのアマゾン定期便では77×365=\28,105です。
標準機ともいえるソーダストリーム Spiritですら年間4,000円程度の差しかないことがわかります。
リンクメイト シリーズ601 DRM1013は数量限定品なので安く購入できていますが、今後\14,880(税抜き)になりますので、ソーダストリームSpiritとほぼ差はなくなります。
ウィルキンソンと比べると安くはなりますが、1年間のコストでは思っていたほど差がない事がわかると思います。
ましてや本体価格が30,000円等の上位機種を購入すると1年では本体代すら回収できないのが明白です。
業務用炭酸ガスボンベを使ってランニングコストを激安にする
ここまでで炭酸水製造機とコストの説明をしました。
タイトルにある通りですが、業務用炭酸ガスボンベ(通称ミドボン)を使用することによって圧倒的なランニングコストをたたき出すことができます。
ミドボンってなにーって人がいると思いますので説明しますと、ビールサーバーを使用するときに使う二酸化炭素ガスボンベの事になります。
酒屋さんにビールサーバーに使う炭酸ガスボンベありますか?と聞いていただくと話が通じます。たまにミドボンでも通じますが(笑)
イラストは右のような感じです。各ビールメーカーから貸し出されています(ここ重要)
新規でミドボンを借りるときには店によって多少前後しますが8,000円程度でレンタルできます。
近所にミドボンを貸してくれる酒屋がないよという方のためにちょっと高いですがamazonリンクを張っておきます。ちょっとくらい高くてもすぐに元が取れてしまいますから1万円程度なら問題なしです。
8,000円って聞くとそんな安くないじゃんとか初期投資代がさらにかさむじゃんとか思う人もいるかもしれませんが、このレンタル代の中には5,000円分のボンベレンタル代金が含まれています。ミドボンを返却すると5,000円返ってきます。つまり中のガスは3,000円程度ということになります。2回目以降は酒屋さんで3,000円で交換できます。
通常酒屋さんでレンタルできるサイズは5Kgになります。ボンベの重さではなくて中に入っている炭酸ガスの重さが5Kgです。ボンベ自体はすごく重いです。量ったことありませんが・・・
それでは炭酸水製造機に付けるガスシリンダの内容量はというと、410gです。
ミドボンは内容量5Kgで3,000円
純正ガスシリンダは内容量410gで2,000円
もう比較するまでもないですよね。ミドボンのガスがどれだけ激安かおわかりいただけると思います。
でもどうやってミドボンと炭酸水製造機を繋げばいいの?って話になると思います。
そこで登場するのがこの商品!ミドボン直結アダプタホース!
激安のミドボンとソーダストリーム・ドリンクメイトが接続できてしまう魔法のようなホースです。
実際に接続するとこんな感じになります。
撮影のためにソーダストリームを床に置いていますが、実際はキッチンの片隅の台に乗せています。
ミドボンがダサいとか大きいとか少なからずデメリットもありますが、そんなことも忘れてしまうくらいコスパという素晴らしいものを手に入れることができます。
ではミドボンを利用した時のコストを比較してみましょう。炭酸水メーカーの有利なように推奨炭酸強度で比較します。
ミドボン | 純正ガスシリンダ | |
内容量 | 5,000グラム | 410グラム |
価格 | 3,000円 | 2,660円 |
作れる炭酸量 | 731リットル | 60リットル |
1リットル辺りのコスト | 4.1円 | 44.3円 |
内容量と値段を見ると比較するまでもありませんでしたが、余裕でランニングコストが1/10になってしまいました。
1リットル4.1円ってほぼ無料みたいなもんですね。無尽蔵に炭酸が作れます。マジで凄いです。
1日1リットルの炭酸を作っても731日使えます。1.5倍プッシュしたとしても548日です。
もう考える必要は無いですよね。炭酸水製造機を持っている人はミドボンに乗り換えましょう。
[kiji]
でもそのホースお高いんじゃない?とお思いの方!なんと時価です。
時価と言っても5,000円以下で販売しています。ほかの出品者や仕入れの状況で値段は変動します。
最後に一応初めて炭酸水製造機を買う人の初年度と2年目以降のランニングコストを比較しておきます。
ミドボンは1年に1本交換すると仮定します。
炭酸水製造機はイチオシのソーダストリーム Spiritで1日2リットル炭酸水を作るとして計算します。
あ、ついでにウィルキンソンの場合も入れておきますね。ウィルキンソンさん怒らないでくださいね。
ミドボン | 純正ガスシリンダ | ウィルキンソン | |
本体価格 ソーダストリーム Spirit | 15,400 | 15,400 | 0 |
直結ホース代 | 5,000 | 0 | 0 |
ミドボン代 | 8,000 | 0 | 0 |
2リットル/日×365日 | 2,993 | 18,323 | 449,680 |
合計 | 31,393 | 33,723 | 449,680 |
初年度でもうミドボンを使用した方が安い事がわかると思います。
では2年目の計算です。
ミドボン | 純正ガスシリンダ | ウィルキンソン | |
本体価格 ソーダストリーム Spirit | 0 | 0 | 0 |
直結ホース代 | 0 | 0 | 0 |
ミドボン代 | 3,000 | 0 | 0 |
2リットル/日×365日 | 0 | 18,323 | 449,680 |
合計 | 3,000 | 18,323 | 449,680 |
では2年分をトータルしてみましょう。
ミドボン | 純正ガスシリンダ | ウィルキンソン | |
1年目 | 31,393 | 33,723 | 449,680 |
2年目 | 3,000 | 18,323 | 449,680 |
合計 | 34,393 | 52,046 | 899,360 |
1日2リットルの計算でこのような状態になりました。ウィルキンソンホントにごめんなさい。
これ以上計算しなくても3年目以降はどんどん差が開いていくことがわかると思います。
飲食店を経営している人用にちょっとだけ計算してみました。
ハイボールが1日50杯売れたとして、1杯200mlの炭酸水を使うとします。
1日10リットルの炭酸水が必要になります・・・・・・・・・・・・・・
ウィルキンソンさんに〇されるかもしれないので、恐ろしいから計算やめました。
次ページでは私が販売している直結ホースへのリンクがあります。ぜひ購入をお願いします。
ご注意
法律違反をしたくなければ間違っても充填アダプターは買わないようにしてください。高圧ガス保安法48条に違反となります。
充填して万が一ガスシリンダが爆発した場合、6Mpaのガスが一気に放出されることになり、使用者はほぼ確実に死亡します。欠片も残らないほど悲惨な状態になります。
参考までに自動車のタイヤ交換時にビードを上げるために使用する圧力は最大でも800kpa程度です。これでも年間約1名自動車整備士が無くなる悲しい事故が起こっています。
参考:実は「手榴弾」並みの恐ろしさ…空気充填中のタイヤ破裂事故「年1回発生」の衝撃事実
800kpaの爆発で亡くなる方がいらっしゃるのに無資格で6Mpa(6000kpa)の充填を行うのがどれだけ危険な行為であることがわかると思います。
ソーダストリーム・ドリンクメイトのガスシリンダは国内再充填禁止容器に指定されているため、ガスシリンダに充填した場合、使用者が罰せられます。販売者は配管部品として売っているので知らんぷりです。
ちなみに高圧ガス製造保安責任者の資格保持者でもガスシリンダが日本国内で充填禁止容器に当たるため違法になります。
アマゾンやフリマサイトで売っている充填アダプタについてどう考えていますか?とメーカーにメールを送ったところドリンクメイトの販売元であるシナジートレーディング社からは以下の回答をいただけました。ただのパフォーマンスの回答の予感がしますが掲載します。(転載禁止となっておりませんでしたので掲載させていただきます。)
充填アダプタをバレなければ大丈夫と思って購入しようとしている方は、思いとどまってください。
商品販売ページ
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
人様の動画で申し訳ございませんが、取り付け方、使い方と費用面を赤裸々に語っている方がおりますので、youtubeの参考動画を載せさせていただきます。
純正品でない以上多少のトラブルは付き物です。炭酸水マニアである私は国内主要のソーダストリーム・ドリンクメイト両方を使用し、トラブル時のノウハウもたっぷりあります。
値段だけを見て安く販売している人から購入するとサポート能力が全く無く、まともに対応もできず、ソーダストリームが悪いとか言い出し、返品手続きすら受けてもらえない等時間とお金を無駄にするだけです。特にyoutube動画を紹介しますとかA4の説明書が1枚付いてくる方のサポート能力は皆無です。メルカリで受け取り評価をした後は評価を変えられないことをいいことにメッセージを送ってもシカトされます。実際に私が購入して実験済みです(笑)
販売ページに記載されている商品はすべて即購入可能です。
在庫切れの場合は出品自体していませんので、出品されていれば購入可能です。
直結ホースはソーダストリーム・ドリンクメイト共にどのタイプでも使用可能です。
正直なところメルカリは手数料高いわりにサポートも良いとは言えないし、出品者も落札者も民度が低いのでであまり使いたくないです。
ヤフオクで購入希望の方は落札前に出品者へ質問でブログ見ましたとメッセージをください。気持ち程度ですが値引きさせていただきます。
販売手数料が安いためラクマで一番安く販売しています。
ヤフオクのキャンペーンが絡むとヤフオクが最安値になる事が多いです。
メルカリ 糞運営なので販売停止中
最後に購入者様専用ページをご案内します。
このページで記載するとすぐに内容をまるパクりする人がいるので、取扱説明書の他にここでは記載できなかったことが掲載されています。特にこれまでホースのみで300本程度販売しておりますので、トラブルシューティングは必見です。
URLとパスワードは商品に同梱している書類をご確認ください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。